液晶画面の白黒反転

液晶画面を白黒反転させたデジタル時計の写真。

ここ数年行っていなかった本屋さん。

お付き合いで久しぶりに行った。

うぉー、本の匂いだがや。

当たり前なんだけどなんか新鮮な感じ。

「ちょっとよう、模型とか電子工作の雑誌のとこ連れてって?」
「最近どんなの売っとる?」

昔見ていた雑誌あるかな?

「CQハムラジオ?ラジコン技術?他の電子工作雑誌?アウトドアの?」

読んでもらった題名の中で気になるやつがあった。

「電子工作 真ガイド」
「まガイド?しんガイド?なんて読むんだこれ?」

目次読んでもらって気になる記事があったので買ってしまった。

「拡大読書器なかったらこんな暴挙に出なかったかな?」

その内容

「デジタル表示を白黒反転させる」

液晶画面って、シルバーのバックに黒い文字で、あれどえりゃあ見にくいんだよなぁ。

今までやってみたいと思ってて何となく想像ついたけど、記事になっとる位だからできるんだと確信。

「液晶の特性を逆手にとって白黒反転」

と言ってしまえば簡単なんだけど。

「液晶画面に不可欠な偏光板を通常と逆に使う」

ってことで。

通常液晶画面には、偏光板と言う光を一方向だけ通すフィルターが入っとる。

「偏光板を2枚重ねて90度ずらしたりしながら覗くと見えたり真っ黒になったり」

お手持ちの偏光サングラスがあれば、それを通して液晶テレビ見ながら首傾げてみると画面が見えたり見えなかったりするのはそのため。

まずは材料入手の為100円ショップへGO!!

「あるがやあるがや、液晶のデジタル時計。」
「とりあえず1個ゲットだがや!」
偏光板はアマゾンでポチッとな。

早速分解。

「ネジちっちぇー、組み直す時できるんか?」

とか思いながらも分解分解。

「液晶のガラス板に付いている偏光板を無理矢理剥がしてっと」
「何でこういうのってしっかりついてんだ?剥がれてほしくないテープ結構剥がれるのに。」

剥がした偏光板と向きを間違えないように同じ大きさに切り取った新しい偏光板をセット。

ここで向き間違えたら何の意味もなくなってしまう。

「おっしゃー、白黒反転成功!!」

後は元通りに組み直し。

案の定こっちの方が苦労した。ネジどっか行っちゃうし、ネジ穴見えんし。液晶の位置定まらんし。

でも、ちっと暗いな。光の反射量足りないのか、偏光板の偏光成分きついのか。

まぁ、実験としては「よし!」という事で。

だけど、なんで本の題名「真」写真の真の字使ってるんだろう?良く分からん。

んで、なんて読むんだ?「しん?」「ま?」

まあ、付録に東京で有名な電子パーツ屋さんのキットカタログ集ついとったしまあいいか、あんま、題名と関係ないけど。

写真1、袋に入ったままの時計と偏光板の写真。 液晶時計はダイソー、偏光板はアマゾンで購入
写真2、左側に時計、右側に偏光板を袋から出した写真。 これを改造して画面の白黒反転してみよう。
写真3、時計の液晶歩前に偏光板をかざした写真。 まずは、画面に偏光板をかざしてみる。この場合は、時間表示が見えている。
写真4、偏光板を90度回転させて時計の前に置いた写真。 偏光板を90度回転させてみた。
液晶部分が真っ黒になり見えなくなる。
これで、中にもう一枚の偏光板がある事と、偏光の向きがわかる。
写真5、液晶を取り出し、表面に貼ってある偏光板をはがしている写真。 もとから貼ってある偏光板をはがす。
これがまた、しっかり張り付いてる。
はがすのに結構時間がかかった。
写真6、新しい偏光板をセットしたた写真。 本体側に新しい偏光板をセットする。
偏光板を切り出す時に向きを間違えると反転しないとかになるから要注意!
写真7、液晶裏側の反射板をはがしている写真。 一度、組み立ててみたら結構暗かったので、液晶裏側の反射板を変えてみることに。
剥がす前は白いテープと思っていたら、裏側?液晶側はシルバーだった。
あっ、この手の液晶は、バックランプ(後ろから画面照らすやつ)が無くて、見てる方からの光の反射で光ってというか明るく見えるので、鏡みたいな反射板の方が明るくなる。
写真8、液晶の裏側にアルミテープを貼っている写真。 多少反射が良くなって明るくなるかと思ってアルミテープに変えてみたけど・・・
ほとんど変わらんかった。トホホ。
チョイスした偏光板の偏光成分きつかったかな?

液晶時計はダイソー、偏光板はアマゾンで購入

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ひとてま