缶飲料お助けマン
カイ・缶

カイ;缶 の全体写真。鷲のくちばしみたいな缶に穴をあける道具の改造版。

皆さんは、缶飲料を飲もうとした時

「うわぁ〜」

って声を出したくなったことは無いだろうか?
それは

飲み物を飲もうとしてプルリング(指に引っ掛けて引っ張る所)だけ取れてしまったり、変な格好に曲がってしまって缶が開かなくて

「うわぁ〜 飲めんがやぁ〜」

ってつい大声出しちゃったりして。

そんな時、皆さんどうしてます?

  1. 諦める
  2. 誰かに助けを求めて開けてもらう(しかしどうやって開けたかは知らない)
  3. 何か道具を使って無理やりこじ開ける。
    1. 当事者も何回か「うわぁ〜 飲めんがやぁ〜」

      っと大声を出してしまった事か。

      マイナスドライバーで飲み口部分をぶったたく!

      この方法が当事者としては一番多い対処方法だった。

      しかし、この方法にはいくつかの問題があって

      1. 叩く位置が違うとちっとも開かない
      2. 思いっきり叩いた時に開くと飲み物の中にドライバーが思いっきりダイブしてしまう
      3. 更に、周辺に飲み物が飛び散る

      そんなに遭遇する場面ではないが、がっかり度は大きい。

      「何か無いかなぁ?」

      いつもの様に架空の動物が描かれた麦が原料の缶飲料を飲みながら真剣に?考えた。

      「何か昔って缶に穴開けて飲んでなかったか?」

      缶飲料の上側に穴開ける道具ついててそれで開けて飲んだっけ。

      「そうだ、あん時みたいなの探してみよ。」

      相変わらず、まずは100円ショップへGO!!

      あったあった、昔ながらの缶切りのやつ。コの字になった持ち手の中にひっそりと納まっていた。

      缶の縁に引っ掛けて鷲のくちばしみたいに曲がったところで穴開けるやつ。。

      「まだ売っとったんか!」

      昔、「バヤリーズ」ってオレンジジュースの缶飲料買ってもらって

      「飲むところと反対側の上にも穴開けんと飲めんぞ」

      「うん、意味は良く分からんけど上と下開けたよ」

      ってな会話を思い出しながら早速テスト。

      「テストするたびにビール飲まかんで大変だがや!」

      とか言いながら

      「うわぁ、失敗した、もう1本!」

      っとテストして、

      「なんか小さいな、もう少し大きのが欲しい」

      ってな訳で再度100円ショップへGO!!

      「しかし、まだ売っとるとは、こんなの使わなかんのって今あるか?」

      とか思いながら大きいのを発見したのでとりあえずゲット。

      「ボトルオープナー!」

      ダイソー JANコード:4994163297611

      なんと、キャンドゥにも同じものがあって

      「4役ボトルオープナー」

      JANコード:4571137125196

      要は、缶切りと、栓抜きと、缶の蓋開け(サクマドロップの缶の蓋開け)と、穴あけ(今回使いたい部分)が一つに付いたやつ。

      ちなみに、近くのスーパーのお姉さんは穴をあけるの知らなかった。まぁ、時代だわな。

      「んじゃ、テスト、テスト」

      「うわぁ、穴開いちまったがや!」

      缶に穴をあける事が目的の道具なんだから開いて当然なんだけど、今回は穴をあけるんじゃなくって飲み口開けたいんだし。

      とがった先端をヤスリで「ゴシゴシ」。

      マイナスドライバーの先っちょ位平らになるまで削って完成。

      「んじゃ、もう一回テスト、テスト」

      「よし、旨い事飲み口開いた!」
      「あとは、プルタブ押し込んで、オッケー」

      これで、プルリング取れても大丈夫だな。

      でも、素直に穴開けて飲めばいいだけか? そして、これって、目は見える見えない関係なかったかな?

      でも、指が痛くてなかなかプルリングが引き起こせない当事者にとっては、この「カイ・缶」でプルリングを引き起こすこともできるので、結構便利。

      で、気が付いたんだけど、押し込む側のベロになった所で、電池ケースなんかの10円玉でネジクルクル回すのにも使えた。

      他にも、こじ開けることに使えそう。何か見つけたら教えてネ!

      写真1、パッケージに入ったままの初号機のの写真。 昔さながらの三徳栓抜き。
      栓抜きと、缶切りと、持ち手の子の字の中に缶の穴あけだったり、ネジネジのコルク栓抜くのがあったり。
      こちらは、鷲のくちばしみたいな恰好した缶の穴あけタイプ。
      写真2、缶の穴あけ部分を持つ手部分から引き出した写真。握り手部分は白っぽい色 穴あけの先端部分を削ってみたけど、小さいのと削ってもとがりすぎちゃってて缶に穴開いちゃてちょっと失敗。
      写真3、2号機のまだパッケージに入ったままの写真。 こっちが、今回のベースにした「ボトルオープナー」。
      片側が缶切りと栓抜き。
      もう片方に缶の穴あけがあるやつ。
      写真4、パッケージから出した2号機の未加工の写真。 これが原型なんですよねぇ。
      ほとんどの部分切り取ったり、削っちゃったり。
      写真5、缶のプルリングがくの字に曲がってしまった写真。 時々、こんなのみたいに曲がってしまう。
      当事者、指が痛くて力が入らないので、缶を開ける補助具を使っている。
      きちんとセットしてから使わないと結構曲がっちゃう。
      写真6、缶の飲み口辺りにセットした写真写真。 ちょうど、飲み口部分、曲がってしまったプルリングの延長線上のあたりにフックを引っ掛けるようにセット。
      この辺りは、昔穴開けて缶ジュース飲んでた方ならわかるかな?
      写真7、缶の飲み口辺が少し開いた写真写真。 缶を倒れないように抑えて、てこの原理で上にあげるように「グイっ」と。
      ちょっと力いるけど、前みたいにドライバーぶっさすより随分まし。
      写真8、缶の飲み口を広げている写真。 缶が開いたら、開けた方と反対側の部分で、半分開きのプルタブを押し込む。
      写真9、缶の飲み口が開いた写真。 これで、ちゃんと開いて美味しく飲めます。
      力いっぱい開けすぎると飲み口変形しちゃうので気を付けてね。
      あと、唇切らないように、ちょっと指で確認してから飲んでね。
      写真10、プルタブをスプーンの様にすくい上げようとしている写真。 指が痛くて指に力が入らない当事者は、プルリングが上手く引き上げられない。
      そんな時は、まず、プルリングをすくう様に少し持ち上げる。
      写真11、プルリングに引っ掛けて起こそうとしている写真。 プルリングが少し持ち上がったら、「カイ・缶」を裏がえしてフック状になった所にプルリングを引っ掛ける。
      写真12、プルリングを持ち上げて飲み口を開けた写真。 そのまま引き上げれば飲み口は力も少なく簡単に開けることができる。

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      ひとてま