拡大読書器「オニキスデスクセットHD」

正面斜め上から撮った写真。画面には「ひとてま」の名刺が画面いっぱいに拡大してある

皆さんは「拡大読書器」を使っておられるだろうか?

ここを見て頂いている皆さんなら

「なに?それ?何する物?」

って方は少ないと思いますが、とりあえず

「墨字(いわゆる文字)などをカメラで撮影して拡大して画面に表示する機械」

簡単に言ってしまうとそんな感じの機械。

当事者もずー―――っと前から欲しかったけど何か踏み切れなくっていままで入手していなかった。

今まで入手しなかった言い訳として

なので今までは、スマートフォンやタブレットに「拡大鏡」なるアプリをインストールして使ったりした。

かつての拡大読書器はアナログ光学ビデオカメラにモニターがブラウン管テレビで結構場所を取った、そしてクソ重い、当然持ち歩き出来ないし。って何年前の話じゃ!!

それが嫌で当時まだ25万画素程度のCCDカメラしかなかったけどそれにデジタルズーム回路繋いで、小さなデスクスタンドみたいに置けるようにして、表示部はヘッドマウントディスプレイ(メガネみたいに掛けて映像を見るやつ)、ラジコンのバッテリーで駆動する物を作ったりしてた。

そんなこんなでン十年、以前に機器展で見かけたこの機器をお借りする事が出来た。

確認の要点は

などなど

お借りした拡大読書器を早速テスト

拡大読書器専用の机も置けないので、ご飯食べる時もテレビ聞く(見る?)時も、ZOOMで飲んだくれる時も、いつものちゃぶ台に置いてみた。ってかここしか居場所も置き場もないし。

「うん、とりあえず置けるし文字も読めるな」

以前、もっと見えた時はカメラ小僧みたくカメラも趣味として少しかじって、1度だけまぐれでコンテスト入賞した腕前の当事者が気になった被写界深度(きちんとピントが合う範囲)の確認とうんちく。

光学式カメラだと被写体(写す物)に光を当てて明るくしといてレンズの絞りで絞ると深くなる(ピントが合う範囲が広がる)んだけど。

うまくいけば立体的な物が見えるようになるし、おもちゃとか。

「その子ちゃんライト当てても変わらんな、ピント合う深さ4センチ位か?」

とりあえず、何かやってみるか。

以前から調子が悪いと言われていた我が家のキッチンタイマーの分解修理。

数字ボタン押しても反応したりしなかったり。

今まで諦めていた2ミリもなさそうな太さのネジに挑戦。

おう、ネジ見えるぞ、外せた、分解分解、接点不良と思われる端子をフキフキ、再組立てしてネジ締めて完了!!

「うぉーーー出来た、キッチンタイマー復活できたがや!」

「よし、これにしよう。」

早速、入手手続き開始。

お店で見積もりとカタログ頂いてお役所に日常生活用具給付の申請。

「年度末なんで早いか次年度持越しかどっちかだねぇ〜」 って職員さんに言われて・・・。

1週間もたたないうちに「給付券」が届いた

「は、早い!!」

早速発注してこれも1週間足らずで手元に到着。

この機種が気になった理由として

そして、これからしばらくお世話になる拡大読書器、作業時なんかにモニターに傷つくのも嫌だったのでブルーライトカットフィルターの硬質タイプを付けた。

販売店さんにもにお伺いしたがベストチョイスはなさそうで、アマゾンでそれらしいサイズの

aiuto ノングレア・ハードタイプ 20-22インチ液晶TV/モニター対応 ブルテクター
BLC-P2220V-GN  ¥4,624
ASIN :B07L4ZJBJB

を購入

横幅は左右1.5センチ程大きいけどさほど気にならないが下側が4センチ位大きかったのでそのままでもよかったけど切り取った。

常設場所が無く片付けする時にリモコンを痛めるといけないので、裏側にはリモコン入れるかごを自転車の荷造りゴムロープで固定。

以前100円ショップで買ったUSB電源で光るLEDクリップライトをカメラのアームに取付。

付属で入っていた電源コードが太くて硬く取り回しが悪かったので、もう少し細くって柔らかいものに交換した。

あとこれ、画面が縦長になるとスマホの画面も結構見やすくなりそう。

世の中には画面を横にしたり縦にしたり出来るスタンドあるのでそのうち交換してみようかな?

これもまた、販売店さんにお伺いした所、

「これは輸入品でね、縦書き文化があるのは日本だけですからね。改造すると高くなっちゃう。」

って言っておられた。

モニターの取付ネジは規格サイズの様だし、今のままでは画面縦にすると本体から出てる2本のケーブル短そうだし。交換したくなっちゃうし。

何か、本体の横にドライバー突っ込むと内部のツメが外れて後ろのカバー外せそうそうな穴があるし・・・。開けてみたいけど保証無くなるし・・・。
1年たって保証期間過ぎたらやってみようかな?

初期設定は、ほとんどするとこなかったな。

デフォルトで設定してあった黒文字青バックとか黄文字黒バックだったかな?はいらないので消したくらいかな。

まだ、リモコンのボタン位置が覚えきれてなくて違ったの押しちゃって。

画像が上下左右反転したり、色変っちゃったり、拡大しようとして縮小しちゃったり。

当事者としては、明るさ調節ボタンが明暗逆の方が何かしっくりくるけど、これはいじれそうにないし。

後、位置確認できるズームアウトボタン、押してる間ズームアウトしてその時、画面上に十字に線が出て中心が分かるようになっているが、これを押す時に違うボタン押しちゃうこと多々。
でも、この機能使わないと拡大したまま対象物移動させた時、映る範囲になかなか入ってこないし。

なので当事者は、下に敷く汚れ防止の紙(大抵新聞折り込み広告の裏が白いのを使ってる)に最初に中心黒丸と十文字をマジックで書いちゃって紙が動かない様に固定して使うようにした。

オプションで 専用XYテーブル や 専用キャリーバッグ あるけど、高いし、給付の対象にならないし、置き場所ないし。

今回は日常生活用具の給付を頂いたので費用負担は無かった。ありがたい。

次に購入できるのは10年後かな?給付受けられるの確か10年間隔だったような。

前10年間の視力・見え具合の低下を考えると、10年後見えてる気がしないな。

多分、それまでに拡大読書器卒業して音声読み上げソフト等の聴覚依存か触覚に頼る部分が多くなってるだろうな。

そんな頃はきっと大好きな工作もできないかな。

とりあえず、少しでも見えてる間は大切に使わしていただこう。

左アマゾンで買ったフィルター外箱段ボールの写真。 ブルーライトカットフィルタ。 ノングレア。
22インチまでいけるからちょっと大きめかな?
フィルムタイプならそこそこ見つかったけどハードタイプはなかなか見つからなかったなぁ。調べ方悪かったかな?
箱から取り出して、下を4センチ位切断して切れ端も並べてみた写真 下側を4センチ位切ってみた。
やっぱり失敗して斜めに切っちゃった。
もちろん「オルファー」のプラスチック切断用カッターで。
オルファって「折る刃」なんだって。
上側がL型に曲がってるので、ディスプレイに引っ掛けて付属の両面テープって言うグミみたいなグニュグニュってしたやつで固定。
100円ショップ昔、ダイソーで買った針金ネットに引っ掛けるタイプの金属製の白いかご。 昔、ダイソーで買ったワイヤーネット?に引っ掛けるアミカゴ。。
大きさは縦10センチ位、横8センチ位、厚さ4センチ位。
以前、何かに使おうとしたのか引っ掛ける部分に加工の跡が見られた。
本体にフィットするように引っ掛け部分を少し開いといた。
本体にリモコン入れかごを取り付けた写真。電源スイッチと反対側の側面にゴムバンドで引っ掛けて固定。 リモコン入れかご。
常設場所が無いので都度出したり仕舞ったりする時にリモコン線切っちゃわない様にしまっとく。
もちろん、本体とかごの接触部分にも傷つくと嫌なので、何かのお菓子に入ってたクッション材を貼ってある。
本体カメラアーム部にUSBクリップライトを付けた写真。 これも以前、100円ショップで買ったUSBのLEDクリップライト。
でも、300円だったような。
本体正面斜め上からの写真。モニター手前の作業領域に広告の裏紙で真ん中が分かる様に黒丸と十字がマジックで書いてある。印を書いたマッキー極太も横線に平行に置いてある。 毎度中心点を確認するのにズームアウトするのかめんどくさい。
さらにボタン押し間違えるし。
で考えたのがこの方法。モニターの足で押さえれば動かないし、作業で出たゴミもそのまま丸めて捨てられる。

フィルターはアマゾン、かご、クリップライトはダイソーで購入

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ひとてま